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【塗装前処理】金属(ダイキャスト)素材でおきる密着不良の原因は80%が下処理の工程である

こんにちは^^
オークマ工塗の寺倉です。

 

今回のブログは前回の「アルミ素材に適した塗装前処理「三価クロム酸処理」について」の第2話となります。

 

第1話はこちらでご紹介

下処理

 

前回のブログでは「塗装前の下処理っていったい何?」的な、下処理の概要をご紹介しました。

今回のブログでは、「塗装前の下処理がどれほど大切」かを、ざっくりではありますが^^;

ご紹介させて頂きます。

また、詳しくダイカストの塗装について知りたいという方に

ブログの最後にダイカストの塗装の資料ダウンロードをご用意しております。

ぜひご活用ください。

 

密着不良の原因はどこにある?

金属素材メーカーのお客様からの相談内容で、密着不良が起きた時に塗装屋さんから

下処理が悪い、下処理の問題。下処理の専門業者は塗装のことはわからない」等と言われるらしく、

お客様も専門外の事だから何も言い返せずにいるケースが多いようです。

 

我々も塗装屋だからその事情をわからない事もありませんが、ちょっと言い方がナンセンスですよね^^;

思いやり無しでは良い商品は作れません。確かに塗装前の下処理は品質を確保する為に最も大切な工程です。

 

金属素材を高品質に仕上げるには下処理が重要

密着不良と下処理はかなり親密な関係性があるのです。

塗装をするにあたり、下処理は省くことのできない作業です。

下処理をせず、塗装面が劣化していたり、汚れていたりすると、剝がれたり、耐久性に問題が出てきます。

また、金属の成型時にでる油分やワックス、防錆被膜が残っていると、密着性は著しく低下します。

 

オークマ工塗の”三価クロム酸処理”技術

 

オークマ工塗では受注から納品まで一貫性の工程を実施する為に、下処理の専用工場を自社で抱えております。

特に「三価クロム酸処理」はお客様からのご依頼が多く、品質を確保する為にもこれまで様々な改善を進めてきました。

では、弊社の三価クロム酸処理の工程を少しご紹介させて頂きます。

 

1.受け入れ

持ち込みもしくは引き取りで品物を受け入れます。

 

2.生地を籠にいれる

 

生地を一つ一つ専用の籠に詰めていきます。

 

3.順番に処理液につける

専用の機械を使って順番に処理液につけていき、最後に乾燥して乾かします。

 

4.生地を籠から出し、塗装へ

 

★上記の三価クロム酸処理はアルミ素材に適した工程です。
★時間・温度・濃度(pH)についてはノウハウのため非公開。

※下処理を行う上での注意※

弊社の下処理は、「吊」では無く「カゴ」で処理を行う為、素材の形状によっては向き不向きがあります。

例えば、袋ねじやどの角度で付けても空気だまりが発生する形状は、処理が不十分な箇所が発生すると想定されます。

その場合は、その生地専用の治具を作成し、処理層の中でカゴをゆらし処理液を残らないように対策します。

 

三価クロム酸処理Q&A

三価クロム酸にまつわるよく頂く質問をご紹介します。

Q.三価クロム酸処理がどのような役割をしますか?

A.三価クロム酸処理は化成被膜処理です。素材の防錆・耐食性など金属素材と塗膜との密着性を強化する効果があります。

※豆知識※六価クロム酸処理とは違い自己修復はできません。

Q.下処理はどのような部材に使用されていますか?

A.弊社で下処理を行い塗装まで一貫して作業管理させて頂いている実績だと、

車関係、医療器、建材、機械、ロボット、電化製品、熱交換器、防錆処理など、様々な金属素材の部材に三価クロム酸処理が起用されています。

 

まとめ

弊社の三価クロム酸処理は、塗装の密着不良を無くす為に様々な改善と工夫を重ねました。

その中で、金属素材でおきる密着不良の原因の80%程度は、下処理の工程にある事実を掴みました。

塗装前の下処理は塗装品質を確保する上で最も大切な工程です。

塗装の密着不良やゴミ・ブツが改善されずお悩み方はぜひ一度弊社へご相談ください。(072-988-1363)

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