2024/04/08
今回ご紹介する塗装事例は、ちょっとユニークな試みです。
ナイロン(6PA)素材のリモコンカバーに、陶器調・焼き物調の質感を持たせる塗装を試作しました。
素材は樹脂。でも、仕上がりは陶器風。言ってみれば、「プラスチックなのに、まるで陶器!」という、ちょっとしたトリックアートのような塗装です。
塗装方法:手吹塗装(スプレーガンでの手作業)
使用塗料:アクリルウレタン
アクリルウレタン塗料は、仕上がりのツヤ感や耐久性に優れ、意匠性も出しやすい塗料です。今回は、あえてツヤを抑えた陶器のようなマット質感を目指し、塗料の調合や吹き加減を工夫しました。
ナイロン(ポリアミド)は、耐熱性や強度が高く、工業部品にもよく使われる素材ですが、塗装となると話は別。
表面が比較的つるっとしている上、吸水性もあるため、塗膜が浮いたり剥がれたりしやすい素材なんです。
そのため、塗装前の脱脂・乾燥・プライマー処理など、下準備が非常に重要になります。
この塗装試作は、トイレタリー業界のお客様向けにご提案したもので、「機能性だけじゃなく、見た目の質感にもこだわった商品づくりをしたい」というニーズからスタートしました。
例えば、プラスチック製のリモコンカバーでも、塗装によって陶器のような高級感が出せると、バスルームやトイレ空間全体のインテリア性がぐっと引き立ちます。
リモコンカバーの陶器調・焼き物調の塗装を試作しました。 手吹きによる風合いの調整と、塗料の調合に苦戦しましたが、仕上がりは狙い通り。 硬質で上品な印象を与える塗装表現が可能になりました。
今回のように、「素材×塗装」で、全く違う印象を生み出すことが可能です。もし「こういう雰囲気を出したいんだけど、できるかな?」というご相談があれば、まずはお気軽にご相談ください。
塗装は、色だけじゃなく“質感”もデザインすることが可能です!
製作者コメント COMMENT
素材はナイロン、見た目は陶器?
今回ご紹介する塗装事例は、ちょっとユニークな試みです。
ナイロン(6PA)素材のリモコンカバーに、陶器調・焼き物調の質感を持たせる塗装を試作しました。
素材は樹脂。でも、仕上がりは陶器風。
言ってみれば、「プラスチックなのに、まるで陶器!」という、ちょっとしたトリックアートのような塗装です。
使用した塗装方法と塗料について
塗装方法:手吹塗装(スプレーガンでの手作業)
使用塗料:アクリルウレタン
アクリルウレタン塗料は、仕上がりのツヤ感や耐久性に優れ、意匠性も出しやすい塗料です。
今回は、あえてツヤを抑えた陶器のようなマット質感を目指し、塗料の調合や吹き加減を工夫しました。
ナイロン素材(6PA)の塗装、意外と難しい!
ナイロン(ポリアミド)は、耐熱性や強度が高く、工業部品にもよく使われる素材ですが、塗装となると話は別。
表面が比較的つるっとしている上、吸水性もあるため、塗膜が浮いたり剥がれたりしやすい素材なんです。
そのため、塗装前の脱脂・乾燥・プライマー処理など、下準備が非常に重要になります。
トイレタリー製品の高級感アップにも一役
この塗装試作は、トイレタリー業界のお客様向けにご提案したもので、
「機能性だけじゃなく、見た目の質感にもこだわった商品づくりをしたい」というニーズからスタートしました。
例えば、プラスチック製のリモコンカバーでも、塗装によって陶器のような高級感が出せると、
バスルームやトイレ空間全体のインテリア性がぐっと引き立ちます。
製作者コメント
リモコンカバーの陶器調・焼き物調の塗装を試作しました。
手吹きによる風合いの調整と、塗料の調合に苦戦しましたが、仕上がりは狙い通り。
硬質で上品な印象を与える塗装表現が可能になりました。
おわりに|質感表現の可能性は無限大!
今回のように、「素材×塗装」で、全く違う印象を生み出すことが可能です。
もし「こういう雰囲気を出したいんだけど、できるかな?」というご相談があれば、まずはお気軽にご相談ください。
塗装は、色だけじゃなく“質感”もデザインすることが可能です!
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