納品事例 [CASE STUDY]

操作盤パネルの塗装。2泊3日の塗装依頼!短納期でお困りのお客様の結末は・・・

製作データ DATA

塗装方法
手吹塗装
素材
SPCC
使用塗料
アクリル
業界
通信機器商社
公開日
2016年03月16日
納品No.
0188

製作者コメント COMMENT

今回の納品事例は、短納期でお困りのお客様の問題を解決したお話です。

当社に問い合わせを頂いた時には相当困っている様子でした。早速ご来社して頂き、お客様と打ち合わせを行いました。

 

「今すぐにでも塗装をして欲しい。実はこの商品。。明後日の夜には建築工事の現場で使用します・・・何とか明後日夜までに塗装を完成させて欲しいのです。」

 

「今日持ち込み、明後日に商品が欲しい・・」。2泊3日の短納期依頼・・・しかし、当社では問題ありません。このような短納期のご依頼に対応する体制は整っています。

実は問い合わせを頂いた段階で「本当に出来るのですか??」と、半身半疑で相談を受けましたが、当社は自信を持って「大丈夫ですよ!」と、返事を返していました。

 

他社に断り続けられた短納期の塗装依頼。困り果てた先にオークマ工塗を発見。

 

お客様の話によれば、当社に辿り着くまでに数件の業者に断られたと、言っておられました。「何件か塗装の依頼を相談したけど、あまりにも短納期すぎて無理です。自分でお探しください。」と。これは今もお付き合いのある業者から断りの言葉です。なかなか複雑な思いのはず…

 

更に問題は短納期だけではありませんでした。こちらの商品は通信機の「操作盤パネル」です。素材はSPCC。錆の発生は大いに考えられます。ただ塗装するだけは錆を食い止めることは出来ません。

 

つまり今回の塗装依頼は「短納期且つ一定以上の品質確保」が必要だったのです。

 

そこで当社では塗装前に「リン酸亜鉛処理」の下処理工程を入れることを提案しました。リン酸亜鉛処理とは、SPCCのような錆の発生がする鉄素材の耐久性を上げる塗装前の下地加工です。しかし、リン酸亜鉛処理だけで錆の発生を防げるかと言うと、まだまだ不安は隠しきれません。

 

塗装では下塗りの工程も入れました。「急ぎだからただ色を付ければ良い」との依頼であれば、下塗りの工程は入れないでしょう。しかし、今回の依頼は工事現場で使用する操作パネルです。用途から見てもしっかり品質を保てる状態が望ましいと判断しました。

 

下塗りには、強度の耐久性があるエポキシ入りプライマーを使用。この手の塗料は当社では常時抱えているので問題ありません。リン酸亜鉛処理とエポキシ入りプライマーの2重処理。これだけ段階を踏めば耐久性の品質は確保出来ます。

 

今回の短納期塗装依頼の詳細はこちらです。

 

商品:操作盤パネル

素材:SPCC
数量:表面カバー1台
   裏面ベース1台
   付属カバー12個
下処理:リン酸亜鉛処理
塗料:上塗りクリーム(既存塗料)
   下塗りプライマー(既存塗料)
工程:両面4コート3ベーク

これらの工程を2泊3日でコンプリートしました!今日持ち込み頂いて明後日に納品です。

 

お客様はたいへん喜んで下さいました。「まさかの危機を脱出した」とは、この事ですね。
今回のご依頼以降、4回もリピートの仕事を頂いております。それら全て短納期の塗装依頼です。

 

「明日にでも欲しい!」と、短納期でお困りのお客様。まずはお問い合わせください。ご遠慮なくお構いもなく。お待ちしております。

 

オークマ工塗では、過去にも短納期でお困りのお客様の問題を解決してきました。

 


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