納品事例 [CASE STUDY]

【動画有】曲げても割れない《魔訶不思議な塗装》をご紹介!

フレキ管 パイプ塗装

製作データ DATA

製作者コメント COMMENT

久しぶりのブログ更新^^こんにちはオークマ工塗の寺倉です。

いや~しかしながら、、ブログを作るって簡単なことではありませんね。
と、一回言い訳を挟ませてください(苦笑)

塗装の技術はどんどん進化するもので、当然のことながらお客様が求める技術って、まだまだあるような気がします。

 

なら、ちゃんとブログで伝えればいいじゃん

 

と、一回ツッコミを入れておいて(笑)冗談はここまでにしておきます^^;

さて、今回ご紹介する塗装の事例は、超無理難題の課題を乗り越えた、
まさに『摩訶不思議』な塗装技術、それが「塗膜が割れない塗装」こと、
当社ではそれを「ワレンコート」と呼びます。

 

こちらの塗装技術の特徴はその名の通り、焼付け塗装をした後も、塗膜が割れることはありません

不思議ですよね~?

 

そこで今回のブログでは、曲がる金属素材に焼付け塗装をした事例を、「動画付き」でご紹介させて頂きます。

 

金属素材「フレキ管」に焼付け塗装

 

こちらの商品をご存知ですか?

 

 

ホームセンターなどでは「フレキ管」や「フレキパイプ」という商品で販売されております。

 

素材は金属のステンレスで、水道管などに使用されるパイプですね。

 

商品そのものの特徴は本来はカチカチ状態の金属が、自由自在にクネクネと曲がります。

 

水道管で使用する分には便利極まりない機能ですが、塗装を施す上においては、あってはならない特徴です。

 

なぜなら…
部材が曲がるから…
塗装ができない…

 

これが一般的な認識です。

 

だからこれまでにフレキ管は金属素材のままで商品化されており、カラー展開するような発想は恐らくなかったのではないかと思われます。

 

カラー展開の発想がない商品なら、塗装する価値は十分にありますよねww

 

そこで今回オークマ工塗では、ワレンコートの技術を使って、実際にフレキ管に塗装をしてみました。

それがこちらです。

 

曲げても割れない摩訶不思議な塗装

 

 

こちらの写真は焼付け塗装後の状態です。

 

知っている人もいるかと思いますが「焼付け」をする塗装なので、160°×30分の強制乾燥は行っております。

 

もちろん表面はカチカチの塗膜で硬度はBの機能を持っています。

 

それほど固い塗膜がこれだけ曲がるのだから、塗装の技術としては珍しいと注目も浴びます。

 

もっと分かりやすいようにフレキ管を塗装したBefore Afterの動画を作ってみました^^

 

こちらをご視聴いただくと、よりご理解いただけるかと思います。

 

 

なぜ?焼付け塗装後なのに塗膜が割れない?

 

この動画を見ると「なぜ?焼付け塗装後なのに塗膜が割れないの?」と、不思議に思っちゃいますよね。

 

まぁそこにノウハウがあるので、全てを公開することはできませんが、実は塗料に特別な技術があります。

 

もちろん一般的な工業塗料ではありません。シリコンやゴムや軟質塩ビのような、グニャグニャに曲がる素材にも追随する特殊な塗料です。

 

いっけん密着時に何か特別な技術を施している?とも言われますが…それが密着時ではないのです^^

 

秘密は素材の包み込みにあります。

 

曲がる素材への塗装に挑戦します。

 

当社は塗装職人を抱える技術屋なので、このような特別な技術がどの業界のどのような商品に求められているのか、正直わからないところがあります。

 

なので、この塗膜が割れない塗装技術を使って「新しい商品作りを作りたい!」と、情熱溢れるお客様がいらっしゃいましたら、

 

当社では「出来ない…難しい…」などネガティブなことはいっさい言いません

 

すべてをポジティブに捉えお客様と一緒になって、商品開発に全面協力させて頂きます。

 

もし、オークマ工塗のワレンコートを見て、お客様の商品で何かヒントやアイデアが浮かび、「サンプルの1つでも作ってみたい」と、
ピンとヒラメキましたら…

 

いつでもお気軽にお問い合わせください^^

 

これまでに無い、まったく新しい商品を、
ぜひ一緒に創りましょう。


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