納品事例 [CASE STUDY]

一個からでもOK!板金端材を活かしたスマホスタンドの塗装事例

メラミン焼付塗装 事例

製作データ DATA

製作者コメント COMMENT

こんにちは、広報担当の中川です!

本日の塗装事例は、端材を活用したスマホスタンドの塗装についてご紹介します。

お世話になっている精密板金加工会社の社長様から「ワークショップなどで使えるスマホスタンドに塗装を施したい」

というご相談をいただき、当社で対応させていただきました。

使用する素材は、鉄(SPCC)の端材。


「こんなものでも塗れる?」「1ロットでも大丈夫?」というお声にお応えできる、

小ロット対応の一例としてもご覧いただければと思います。

塗装データ

素材:鉄(SPCC)

ロット:初回は、ホワイト・ブルー・ピンクの3色を各20個の小ロットで試作

    その後、イベントの反応やニーズに応じて、赤・青は50個・30個、さらにオレンジは100個とロットを増やしていきました。

  小ロットから始めて、必要に応じて追加生産・色追加に対応できるのも、オークマ工塗の塗装体制の強みです。

色:ホワイト、ブルー、ピンク(写真無し)、オレンジ、赤

塗料:メラミン焼付塗料

工程:下処理+2コート2ベイク(プライマー+上塗り)

赤塗装 端材活用 アップサイクル 焼付塗装 板金

 

青塗装 端材活用 アップサイクル 焼付塗装 板金 大阪万博にてワークショップ完成品 シールで目を自由に表現^^

 

 

ご依頼内容:ワークショップ用スマホスタンドの塗装

今回のご依頼主は、日頃からお世話になっている精密板金加工会社の社長様
「大阪万博や“こーばへいこう”のワークショップで使えるスマホスタンドを、端材で作って塗装してみたい」とのことで、ご相談いただきました。

使用する素材は、鉄(SPCC)の端材。形状もすでに加工済みで、塗装によって見た目や用途に価値をプラスする、いわばアップサイクル的な取り組みです。

製品として販売するものではありませんが、仕上がりの美しさや色味の均一さを求められる内容でした。

小ロットでも対応可能な治具づくりと塗装の工夫

今回のような小ロットの塗装では、量産用の設備では対応しにくいため、社内で工夫しながら対応しました。
特にこだわったのが、製品を固定するための「治具」です。塗装の際にしっかり安定させることで、色ムラや塗り残しを防ぎ、均一な仕上がりを実現しています。

オレンジ塗装 端材活用 アップサイクル 焼付塗装 板金 オレンジ塗装の経過 治具でしっかり固定している

塗料は、メラミン塗料を使用。小さい面積ながらも、カラーによって印象が大きく変わるので、ワークショップでも楽しんで使っていただけるデザインになったと思います。

完成したスマホスタンドと、うれしい反応

完成したスマホスタンドは、それぞれカラーごとに雰囲気の違う仕上がりとなりました。
ホワイトはシンプルで使いやすく、ブルーは爽やかに、ピンクは柔らかくかわいらしい印象。

同じ形でも、商品のバリエーションを増やせるのが塗装の強みです。

また、印刷を除く金属の表面処理、アルマイトやメッキと比べ 色の自由度が高いのも塗装の特徴になります。


最初はブルーホワイトピンクの3色を、各20個ずつの小ロットで試作しました。

その後、赤・青は50個と30個、オレンジは100個とロットを増やしての塗装にも対応させていただきました。

製品は、”大阪万博”や“こーばへいこう”のようなワークショップで活用され、大盛況とのことでご報告いただきました^^
塗装の力を使い、「廃材だったはずの端材」がワクワクするプロダクトに生まれ変わりました。


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