東大阪発、オブジェ風トロフィーのゴールド(金)調の塗装事例
2025/12/02
株式会社 オークマ工塗
ADDRESS : 〒579-8004 大阪府東大阪市布市町3-2-57
TEL :072-988-1363
オークマ工塗はコレを問題解決します!
金属塗装、樹脂塗装、焼付塗装、電着塗装、特殊塗装、デザイン塗装のオークマ工塗。あらゆる素材への塗装・開発いたします!
製作者コメント COMMENT
今回ご紹介する塗装事例は、同じグループ会社の一般社団法人全国古家再生推進協議会からの相談で制作した
「オブジェ風トロフィー」です。
通常、私たちが関わるのはBtoB製品や設備部品など、いわゆる“下請け塗装”の現場が中心です。
東大阪市の精密板金加工を専門とされている㈱水野製作所さんとのタッグを組み、
美しい曲面と塗装の組み合わせによる、“魅せるトロフィー”を制作いたしました。
私たちオークマ工塗では、造形に合わせて、曲面の美しが際立つようゴールド塗装を施しました。
全部で17点を納品し、表彰式でご使用、贈呈されました。
金属の質感を活かした塗装によって、単なる記念品ではなく「飾りたくなるトロフィー」を目指し
企画段階から一緒に伴走することにチャレンジさせていただきました。
基本データ
制作のきっかけ
そんなご相談を、東大阪市にゆかりのある一般社団法人全国古家再生推進協議会のスタッフから相談からでした。
”地域のつながりの中で、ものづくりの力を活かしてユニークなトロフィーを作りたい”という想いを受けて、
塗装の視点からそのアイデアを形にするお手伝いをすることになりました。
ご相談内容
いただいたご相談の内容は、イベントで使用するトロフィーの製作でした。
「記念品として渡すだけでなく、飾りたくなるような、おしゃれで他にはない形にしたい」とのことで、
単にロゴや名前を入れるだけの既製品ではない、“オブジェのようなトロフィー”をご提案いたしました。
素材には金属(板金)を用い、形状や質感を含めて一から企画。
特に「曲線を活かした、柔らかくて上品な印象にしたい」という思いで、 私たちはその形状がもっとも映える塗装仕上げとセットで開発を進めました。
先ほども言いましたが、このように、形から作る依頼は普段はお引き受けしておりません。 基本的には部品は支給でお願いしております。
今回はグループ会社ということもあり、特別に対応させていただくこととなりました。
普段のように「塗る対象が決まっている」わけではなく、 企画段階から塗装の視点を持ち込んでほしいという、 我々にとってもチャレンジングなご依頼でした。
製作・塗装の工夫
仕上がりで特にこだわったのは、板金による曲面の美しさを、塗装でどう引き立てるかという点です。
金属ならではの素材感を活かしつつ、光の角度で表情が変わるような、柔らかく上品な質感を目指して塗料を選定しました。
今回使用したのは、金属メッキ調の質感を再現できる塗料です。
本物のゴールドのような高輝度・高級感のある仕上がりを実現し、トロフィーとしての“特別感”を演出しています。
弊社では、このように用途や求める質感に合わせて塗料の選定やご提案も行っています。
塗装の仕上がりのイメージから逆算して、材料や工程をご相談いただけるのも、私たちの強みのひとつです。
塗装工程の詳細
塗装から、ものづくりの可能性を広げる
回は特別なケースとして、企画・デザイン・素材の手配まで含めた一貫したものづくりをご依頼いただきました。
グループ会社間である程度の相談が利く体制だったことと、
塗装が“仕上げ”だけでなく 企画段階から関わることで新しい価値を生み出せるのでは?という期待が、 今回の取り組みの背景にありました。
塗装は、見た目の美しさや素材感を引き出すだけでなく、 コンセプトを表現する手段としても大きな可能性を持っています。
特に板金×塗装のプロダクトは、金型が不要な分、初期コストを抑えつつ、 塗装によるバリエーション展開ができるため、SDGsにも配慮した開発が可能です。
実際に当社では、選べる掛け時計・置き時計といった製品もこのコンセプトから生まれました。
ご相談・お問い合わせはお気軽に
「板金と塗装で新しい製品をつくってみたい」
「少量でもオリジナリティある製品を提案したい」
そんなご相談、私たちオークマ工塗は大歓迎です!
他社では対応しづらいデザイン系の焼付塗装や、魅せる塗装にも柔軟に対応しています。
「こういうものに塗装できる?」「塗装で雰囲気を変えられる?」など、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
今回のオブジェも販売してほしいというお声を頂けましたら喜んでお引き受けいたします。お問い合わせ下さい。
こんなオブジェもいいかも・・・(^^)
ぜひ作ってみたい!と思った方お問い合わせください。
ものづくりの街・東大阪で育った塗装技術を、もっと自由に、もっとおもしろく!
これからも塗装の可能性を広げ価値を提供できるよう、挑戦を続けていきます。
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